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司祭からのメッセージ


晩鐘

神の家に行こう

                      牧師   司祭 ダビデ 渡部 明央




 聖堂後方、ピアノが置いてある近くの壁に、 「聖別の証」が掛けられています。そこには、 野瀬秀敏主教さまが、1957 年 1 月 3 日に当教 会の礼拝堂を聖別したと記されています。いつも聖堂に置いてあっても、普段は皆 さん中々じっくりと目にすることがないかもしれません。一度ゆっくりとご 覧ください。

 祈祷書の 490 ページから、礼拝堂聖別式の式文が収められています。礼拝堂聖別式は、教会が新たに建てられるとき、あるいは礼拝堂が新しくなる時に献げる式なので、中々普段経験することがないでしょう。

 祈祷書 498 ページ、礼拝堂の聖別の個所では、主教と会衆の代表が祈ります。まず主教の祈りです。

 常にわたしたちを守られる永遠の父よ、わたしたちとわたしたちが所有するすべてのものは主のものです。み言葉を聞き、み名をほめ、 み赦しを求め、いやしのみ力にあずかり、また主の体と血によって養われるために礼拝堂を献げる今、わたしたちを受け入れてください。いつもここで主の民を導き、照らし、祝福してください。

 上記の主教の祈りに続き会衆の代表者は次のように祈ります。

 主イエス・キリストよ、この礼拝堂を主の臨在の宮、祈りの家としてください。ここで主を尋ね求めるとき、いつもわたしたちの近くにいてください。一人で来るときも、ほかの人びととともに来るときも、わたしたちを主のみもとに引き寄せてください。慰めと知恵を見出し、主に支えられ、強められ、喜びに満たされ、感謝をささげることができるようにしてください。主よ、わたしたちが清められ、主のご用に役立つため、ここで主と一つ にされ、またほかの人びとと一つにされますように

 これらの祈りに表わされている通り、 聖堂でわたしたちは、み言葉を聞き、 主のみ名をほめ、み赦しを求め、いやしのみ力にあずかり、主の御体と御血によって養われます。まさに聖餐式によってわたしたちの命が養われるのだと祈るです。そして、一人で来るときも、他の人と来るときも、主のみもとに引き寄せ、わたしたちを主と一つにしてくださいと祈ります。わたしたちは聖餐式によって主と一つとなり、ハレルヤ主と共に行 きましょうと歌い、主と共にまたこの聖堂からそれぞれの地に行くのです。

 わたしたちの一週間の歩みも色々なことが あります。そのさまざまな思いをわたしたちは教会に持ち寄って主に祈ります。そして主のみ言葉と聖餐によって養われ、また 1 週間 過ごす力が与えられるのです。

 主日に祭壇の前に立ち、み言葉に養われ、 聖餐によって命が満たされる。この素晴らしい主の御業と恵みを大事にし、主日に教会に来ることをわたしたちの生活の大切なものとして過ごしましょう。そしてまた主日には、 感謝と賛美を主にささげに行きましょうと、 互いに誘い合いましょう。
「神の家に行こう」と言われて
     わたしの心は喜びにはずんだ
             (詩編 122 編 1 節)